介護タクシー《みよタク》 ①介護技術について

みよタクの特徴

こんにちは
みよし介護福祉タクシーの三好です

今回から3部構成でみよタクの特徴についてご紹介いたします

第一部「介護技術について」
第二部「運転技術について」
第三部「代表三好本人について」

どんな介護タクシーなんだろうと思われた方はぜひご覧ください

介護の経験について

結論を申しますと、開業するまで介護の経験はありません

父は、2000年10月に脳の病気で他界しました
介護する間もなく、あっという間に天国へ旅立ってしましました
63歳でした

母は昭和17年生まれで、2020年現在78歳です
とても元気で、柏崎市で一人ひょうひょうと暮らしております

父は転勤族会社員でしたので、兄と家族4人で暮らしておりました
祖父や祖母と一緒に暮らした経験もありません

50年間介護とは無縁で生きてきました

資格や学習内容について

介護職員初任者研修の受講

この資格は、旧ホームヘルパー2級相当です
介護資格の中での初歩的なものですが、内容は非常に濃厚です

私は、ハローワークの職業訓練を利用して取得しました
コロナ禍の7月と8月の2ヶ月間、毎週5日間、1日6時間の講義を受けました

私を含めて24人の生徒で学校がスタートしました

生徒さんの年齢は、19歳から50代後半まで
男性は私を含め4人と、圧倒的に女性が多かったです

テキストは400ページ前後のものが二冊です

講義内容

1、職務の理解
2、介護における尊厳の保持、自立支援
3、介護の基本
4、介護・福祉サービスの理解と医療の連携
5、介護におけるコミュニケーション技術
6、老化の理解
7、認知症の理解
8、障害の理解

こんな項目で、介護の基礎的理解を深めました

後半は、
1、介護に関する基礎的理解
2、自立に向けた介護の展開
3、生活支援技術演習

私が入校したのは、病院と介護施設が一体となった地域生協が運営している学校です
セクションごとに、実際に施設で働かれている有資格者の先生の講義でした

常に現場と向き合っている方々ばかりでしたので、
教科書には書かれていない現場の実態を、詳しく聞かせていただきました

聞いていて胸が張り裂けそうになるような、苦しい体験をされた先生もおりました
貴重な講義を受けさせていただきました

事業所実習

学校の系列の「通所リハビリテーション」で2週間実習させていただきました
理学療法士の資格を持っている職員さんが、利用者さんのリハビリをお手伝いする施設です

私は最初から介護タクシーをするつもりで入校しています
このことは学校の先生方にも伝えていました

毎日利用者さんの送迎を行うこの通称「通リハ」に配置していただいたのは、
学校の方の配慮でした

こちらでは、私自身が車イスに乗った状態で送迎者に乗せていただきました

カーブの走行、段差の通行、送迎車からの乗り降りなど体験しました
車イスを車内でしっかり固定することで不自然に揺れることも無く、
とても快適に感じました

とても貴重な体験をさせていただきました

職員の方々は親身になって様々なアドバイスしてくださいました
ここで働くわけでもないのに、役に立てそうなことは惜しまずアドバイスしてくださいました

最終日のご挨拶では、感謝の気持ちで涙がこぼれてしまいました

まとめ

介護タクシーに従事する場合、介護の資格はなくても法律上問題ありません
第二種運転免許があれば可能です

しかし、介護タクシーされているほとんどの方がこの資格を持っています
さらに専門的な資格を持っている方もたくさんおられます

こんな生い立ちの私が介護タクシーを始めるために、
「介護職員初任者研修」の受講は最低限必要不可欠でした

介護の知識や技術もですが、素晴らしい先生や生徒仲間にも出会えました
コロナ禍の中で学べたことは、とても大切なことばかりです

あとがき

これからいろんな経験を積んで、すこしでも信頼いただけるよう努めてまいります
一人でも多くの方のお役に立てるように

今回も最後まで読んでいただきまして、ありがとうございました
では、また。

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