介護タクシーみよタク 市営団地への送迎

営業実態

こんにちは
みよし介護福祉タクシーの三好です

雪模様の天気は落ち着いたようです
太い道路は除雪車のお陰でとても走りやすくなりました
ただ小路に入るとまだまだ凸凹です

さて今回は、そんな雪が残る中での市営住宅送迎を記事にしてみます

状況

1月18日(月)7:30出発
5階建ての市営住宅で、1階にお住いの女性です

介護施設からの依頼で近くの病院まで送迎してほしいとのこと
他の情報はありませんでしたので、
現場での判断がいろいろ必要なようです

ではお迎えに参ります

移動する導線の確認

写真は車両の位置から撮影しました
見にくいですが人が立っています
あの辺りに棟の入り口があります

ご覧の様に入り口から車までの通路は雪です
これでは車イスを移動させることはできません

「やいーや、どうすっかなあ・・・」
心境は穏やかでないですが、道を作るしかありません

途中経過の写真です
せっせとタイヤの幅を確認しながら道を作りました
2週間前に積もった雪が石のように固くなって残っていました

話が前後してしまいますが、事前に車イスをお借りし、
スコップで均した道に空の車イスを走らせて試しました

何とか通れそうです

棟の入り口です
1階なのに階段が5段ありました
踏み幅が気持ち狭めです
良くある造りですよね

0階といいましょうか
車イスが置いてあります
お客さまのかなぁなんて思いながらお部屋を訪ねました
お住いは、この階段を上がった右のお部屋です

お部屋訪問

お部屋のチャイムを鳴らしました
時間を掛けてゆっくり出て来られました
うまくお話できない様子でしたので、転倒しないようにだけ注意を払いました

しかし、靴が自力で履けません
「お手伝いしましょうか?」と確認して靴を一緒に履きました

そしてまた歩いて玄関を出ようとされます
恐らく0階にある車イスまで移動しようと頑張っていたと思われます

0階への見下ろした画像です
左にの緑のドアがお客さまのお部屋です

何とか自分で歩こうとされていたので、転倒した場合に支えられるようしばらく見守りました

ドアの外まで出て来られたんですが、手すりが無くなったとたんに体が震え始めました
これは危ないと思い、慌てて体を支えて2階に通ずる階段に座っていただきました

「車イス持ってきますから、待っていてください!」
0階にあった車イスをお持ちし、立ち上がるのをお手伝いして座っていただきました

ホッとされている様子でした

私の判断が早かったのか遅かったのかはわかりませんが、
お会いした早い段階で体調のお伺いをしていれば良かったと後で思いました

車まで移動

まずは階段です
前輪を浮かせ、前向きに下ります
事前にお客さまにどのように下りるかを説明し、
同意をいただいたうえで慎重に1段ずつ下りました

さて、外に出ます

棟の入り口から車までは先ほどの雪道です
事前に作っておいた道を後ろ向きに引っ張るような形で移動しました
空の車イスと違いお客さまが乗っています
重みでタイヤが思うように転がってくれません
両足でタイヤが通過する雪をどかしながら少しずつ進むしかありませんでした

ようやく車のところまでお連れしまして乗車完了

お客さまの様子を伺い、何ともないとのこと
むしろ雪の外出が珍しい様子で、楽しんでおられたのには救われました

帰り

お迎え時の逆パターンです

何事もなくお部屋までお帰りいただくことができました

この時ばかりは安心感しかありません・・・

まとめ

雪が無ければ事務所からお客さま宅まで20分足らず
こんな状況ですから、自然と道が混みます

今回のお迎えは7:30で通勤ラッシュも重なります

事務所を6:00に出て通勤ラッシュ回避、
現地近くのコンビニで温かいコーヒーを飲みながらひと休み

いつでも事前の準備と早めの行動が大切です

あとがき

仕事中はいつもひとりです

「相棒」という刑事ドラマを見ながら、
こんな相棒がいたらいいなあと思う今日この頃

今回も最後までお読みいただきましてありがとうございました
では、また。



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