介護タクシー 移乗時の便利な道具

営業実態

こんにちは
みよし介護福祉タクシーの三好です

「ベッドから起き上がれないんだけど、〇〇病院まで連れて行きたい」
お客さまのご家族から、最近こんな輸送を立て続けにご依頼いただきました
ベッドからリクライニングの車イスへの移乗が必要です

そんな時は「タオル移乗」が簡単です

ただ、大柄だったり体重の重い方のタオル移乗は楽ではありません
万が一に備えてみよタクが用意している便利な道具をご紹介します

患者用移動サポートシート(介助シート)

長さ170センチ
幅 48センチ
厚手のナイロン生地
8ヶ所の持ち手付き
価格は7000円くらい

折りたたむとこんな感じです

持ち手が多めなトートバックみたいにとてもコンパクトです

使い方はタオルと同じです

ベッドの上で体の下にシートを敷く
重い頭の方を、軽い足の方をご家族の方にお願いします
リクライニング車イスとベッドが同じ高さなら、少しずつずらしながら移動します
高さが合わせられない場合は、足側の方と「いち、にい、のさんっ!」と
呼吸を合わせて持ち上げて移動します
ドスン!と落とさないことと、自分の腰を痛めないように充分注意します

もし私ひとりでやらなければならない場合は、
頭側と足側を交互に少しずつずらします

タオル移乗と同じように、体や衣類を直接引っ張ることが無いので、
お客さまに嫌な思いをさせずに済みます

シートを敷いたまま病院に向かいます

病院ではストレッチャーに移乗していただきます
看護師さんに声を掛けて手伝っていただきます
当然人数が多い方が負担が減ります
看護師さんたちも楽に移乗できます
移乗したらシートを抜かせていただきます

移乗時以外の使用方法として

このサポートシートですが、
エレベーターの無い集合住宅などで担架としての役目も果たせます
寝たきりの方でも数人いれば階段を降りてくることも可能です

その際は少人数で行うなど、決して無理しないようご注意ください

フルリクライニング車イス

背もたれの角度は、椅子の状態からフルフラットまで
無段階調整が可能です

私のシエンタ号には、フルフラットにした状態で乗車が可能です
小型乗用車ですがご安心ください

あとがき

介護の現場は体力が必要です
私は仕事柄で様々な介護現場や病院に行きますが、
小柄な女性がたくさんいらっしゃいます

介助する側の人は移乗時に特に足腰を痛めやすいです
便利な道具を使って体の負担を減らすことも大切です

今回も最後までお読みいただきまして、ありがとうございました
では、また。


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