介護タクシー みよタクの三条市訪問

営業実態
道の駅 漢学の里 しただの駐車場にて

こんにちは、みよしです。

今回は、新潟市内の病院から三条市内の病院に転院される方のご依頼でした。
距離にすると約50キロ、時間にして約60分です。

みよタクの本日の活動報告

転院のお手伝いで新潟市内の病院にお迎えに上がりました。
新潟中央インターの近くにある病院です。
車イスを持ってお迎えに3階まで行きます。
病院の車イスからお乗り換えいただき出発です。

看護師さんたちがフロアのエレベータ付近まで総出でお見送りしてくれます。
笑顔で「お元気でねぇ」と。
私はお客さまのサイドにおりますので、一緒に頭を下げます。
心の中で「ありがとうございました」という感情が勝手に溢れてきています。

いつもの事ですが、医療従事者の皆さまのお気持ちに胸がいっぱいになります。

ご家族の方は自家用車で向かわれるので、道中はお客さまと二人きりです。
本日の最高気温は10℃。
服装次第で車内の気温をお客さまに合わせて調整します。
密になりやすいので換気もします。
小まめに「寒くないですか?」とお伺いするようにしています。

道中、右手に二つの山が見えました。
角田山(標高482ⅿ)と弥彦山(標高634ⅿ)です。
弥彦山はスカイツリーと同じ高さということで有名です。
麓には弥彦神社があり、パワースポットとしても有名です。
プライベートで何度も訪れています。
本格的に登山される方には「丘」扱いされがちですが、私にとっては立派な山です。

弥彦に関しての詳しい情報はこちら

温泉街もあり、海も近い。
県外の方も一度はぜひ行ってみて欲しい場所です。

そんな山を眺めながら、お客さまと時折お話ししながらのドライブでした。

私の人生を変えた三条市

私の中で三条市と言えば「金物」の街です。
あちこちに金物加工の工場があります。
「トンチンカンチン」という音があちこちから聞こえます。

前職の食品小売業にて、三条市を5~6年担当させてもらいました。
年齢でいうと30歳から36歳といったところです。
働き盛りで、仕事の奥深さを学んだ時期でした。
その着任5年目くらいに大変なことが起こってしまいました。

2004年7月13日。
三条市内を流れる清流五十嵐川の堤防が、上流の歴史的な大雨で一部決壊してしまいました。
「7.13水害」と呼ばれています。
五十嵐川から南側の地域に甚大な被害をもたらしました。
ちょうどこの時の私の仕事のポジションは、三条市内を担当している7人ぐらいのチームのリーダーでした。
私は職場での災害支援を通じ、水やパンを配ったりする毎日でした。

甚大な被害を目の当たりにして、自分なりにできる事を考え始めました。
そしてプライベートで人生で初めてボランティア活動に参加しました。
三条の方々は今何を必要としているのか肌で感じようと思いました。
ちょうどオフロードタイプのバイクに乗っていたので、バイク便として登録し現地に入りました。
がれきの山や荒れ果てた道を走るにはぴったりです。

こんな思い付きも、最初は仕事のためだったかもしれません。
ただ、この出来事がきっかけで、人のお役に立つことの大切さに気付き始めます。

そんなことを思い出しながら、福島との県境に向かい車を山奥へと走らせます。

旧下田村(2005年に三条市と合併)

旧下田村の詳しい記事はこちら

五十嵐川の上流に位置しています。
大自然200%です。景色が素晴らしいです。その象徴がこちら。

八木ヶ鼻。
中央真正面に見えます。

山から突如巨大な岩が不自然にむき出ています。
自然の荒々しさが実感できます。

私が画像を紹介するまでもなく、リンクには私が撮影した写真より素晴らしいものがたくさんあります。
ぜひご覧になってください。

この絶景の脇には、温泉施設もあります。
キャンプ場もあるので、夏は大勢の人で賑わうでしょう。
少し下ったところには「漢学の里」という施設があります。

道の駅 漢学の里 のリンクはこちら

野菜の産直販売もやっていました。
採れたて新鮮の野菜が安い!
お土産に買って帰ろうかと思いましたが、車内に臭いが充満してしまうので我慢しました。
レストランもあり、おいしそうなお蕎麦に後ろ髪が引かれる思いでした。

まとめ

燕市側にも見どころたくさんあり。
背油ラーメンの人気店もたくさんあります。

自然が満喫でき、おいしいものも食べられる三条の旅。
一度行ってみてはいかがでしょうか。

いろいろおいしそうな物がたくさんありましたが、
私はお昼は結局いつものスーパーで売られている見切り品の安いパンでした。

あとがき

現地に行くと、いろんなことが思い出されます。
そのたびに胸がキューンとなってしまいました。
こんな感覚は初めてでした。

私が何かに目覚めるきっかけをくれた街。
またの機会を楽しみに。

今回も最後までお読みいただきまして、ありがとうございました。
では、また。



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