こんにちは、みよしです。
みよし介護福祉タクシーは3ヶ月目に突入いたしました。
ありがとうございました!
「たかが2ヶ月終わっただけじゃねーか」・・・。
その通りなんです。
大げさですが、なんとなく3の倍数は節目かなと。
さて今回は冬支度です。
「みよタクの冬支度はどうなっているの?」なんて気になられた方は、このままお読みください。
新潟にお住いの方にとっては当たり前の事しか書いてません。
ご了承ください。
タイヤの交換
雪国に住んでいる人の宿命です。
新潟ではこの時期に雪に強いスタッドレスタイヤに交換します。
スタッドとは「鋲(びょう)」、レスは「無し」を意味します。
ちなみに、以前はスパイクタイヤがというものが存在しました。
私の記憶では、道路を傷めるという理由で使用が禁止されました。
このスパイクタイヤ、車を滑らせやすいんです。
どういうことかと言うと、「ドリフトして遊びやすい」ということです。
現にそんな遊びをやっていた知人がおりました。
そんな人がいるので道路が傷みます。
そしてこの世から姿を消しました。
以前の私は、自分でタイヤ交換していました。
なぜなら、自動車整備士の経験があります。
履き替え料の節約にもなります。
修行という意味合いもあります。
修行という理由は以下の通りです。
集合住宅ならではの余計な工程があります。
・ベランダから玄関まで家の中を持ち運ばねばならないこと
・玄関から敷地外まで約30メートル運ばねばならないこと
・歩道から駐車場まで100メートル近くの距離を運ばねばならないこと
・車載のパンタグラフジャッキを使ってやること
※パンタグラフジャッキとは、電車の屋根と架線を繋ぐ菱形のものに似たジャッキのこと
・家族の分も含めて2台分やらなければならないこと
・1台につきタイヤが4本なので、計8本もやらねばならないこと
・年に2回やらなければならないこと(4月前後に夏タイヤに戻すので)
・替え終わったタイヤは、また自宅まで同じ道を運ばねばならないこと
こんな感じです。
タイヤを運ぶときには当然台車を使います。
しかし移動中の振動で積みあげたタイヤが崩れそうになります。
この工程を毎年20年以上続けてきました。
最近は考え方が変わりました。
人に頼めることは頼もうと。
まずは法定点検に合わせられれば自動車屋さんにやってもらいます。
タイヤを運ぶ作業はエントランスまでの往復で済みます。
あと、油圧式ジャッキを使うこと。
悩んで悩んで手に入れました。
ちなみに家庭用の小さいものだと数千円で買えます。
前輪にはエンジンの重みが加わるので、パンタグラフだととても力が必要なんです。
両方の肩、肘が悲鳴を上げ始めていました。
油圧ジャッキだと、片手で作業できます。
女性でも大丈夫です。
とっても作業が楽です!
夏タイヤの交換は自分でやらなければならないので、このジャッキはもう手放せません。
関東や雪の降らない地域にお住いの方は、タイヤ交換しないんですか?
とても羨ましいです。
積雪時への備え
スノーマン
雪にはまって車が前にも後ろにも動けなくなった時の脱出用具です。
新潟市内は、山間部に比べ降雪量は少ない傾向です。
しかし甘く見ていると痛い目に合います。
私のシエンタは前輪のみ駆動するタイプです。
細い路地、除雪のされていない敷地、こくこくと変化する雪質により
動けなくなることは充分想定されます。
これを駆動輪に敷き、脱出を試みる道具です。
緑の輪っかがタイヤとします。
進行方向が右とすると、こんな感じでセットするそうです。
スノーマンのイボイボ効果でタイヤの空転を抑え、無事脱出。
こんな武器です。
さて緑の輪っかもついでにご紹介します。
ご存知の方も多いでしょう。
「トリガーポイント」というマッサージ用具です。
ドラえもんの秘密道具、「空気砲」ではありません。
最近のお気に入りです。
横たわった体の下に置きます。
体を動かして、この輪っかを体の下で転がします。
自重で体に指圧効果を与えてくれる優れものです。
イタキモ(痛いけど気持ちいい)の感覚を自分で調整できます。
長靴
雪の溶け始めこそ必要です。
シャバシャバしている雪は車にも人間にもとても厄介です。
長靴のメリットは、雨や雪に強いこと。
そして、足元が暖かいこと。
歩きづらいですが、新潟の冬には必須です。
スコップ
軽いものもありますが、鉄製のものを用意しています。
鉄製のものでないと、凍結した雪にスコップ部が耐えられません。
雪質によって使い分けられるように、いろんなタイプのものを装備できればいいですが、
車内に充分な場所がありません。
小型車の難点ですね。
重くて持ち運びには不便ですが、何があっても良いように鉄製の頑丈なものを用意しています。
ドライバーの備え
できるだけ軽装にしたいので、下着に暖かいものを着るようにします。
発熱する素材は多少高価ですが、これに脱着のしやすい上着を合わせるだけです。
昔は上着を重ねて寒さを凌いでいましたが、
動きづらくて実用的じゃありません。
肌に近い部分にお金を掛けるようにしています。
そしてメガネの曇り止めを忘れないこと。
忘れると、一日が憂鬱です。
あとがき
去年の新潟市は、積雪0回でした。
こんな経験は、過去50年間に一度もありませんでした。
個人的にはありがたいですが、手放しで喜べません。
新潟は、雪の恩恵で生活している方がたくさんいらっしゃいます。
雪を待っている子供らもたくさんいます。
自然との付き合いは本当に難しいでね。
今回も最後までお読みいただきましてありがとうございました。
では、また。
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